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「誰もいないから、自分がやるしかない」
夜遅くの事務所。
静まり返った社内で、一人黙々と伝票整理をしたり、明日の出荷準備を確認したりしている社長。
本当は、もっと会社の未来のことを考えたい。
新しい取引先の開拓や、銀行との交渉、これからの経営計画…やるべき「社長業」は山積みです。
でも、目の前の現場仕事を片付けないと、明日が回らない。
よくあるビジネス書には、「社長は現場を離れろ」「部下に任せろ」なんて書いてあります。
そんなことは、百も承知ですよね?
「任せられる人がいるなら、とっくに任せてるよ!」 「募集しても人は来ないし、今いる社員も手一杯なんだ!」
そう叫びたくなる気持ち、痛いほどわかります。
社長が現場に出ているのは、決して社員を信用していないからでも、自分のやり方に固執しているからでもない。
「今、会社を守るために、自分がやるしかない」 そう腹を括っているからこそ、今日も現場で汗をかいているのだと思います。
なぜ、経営者自身が最も忙しい「プレイヤー」から抜け出せないのか?
人手不足は、今の繊維業界だけでなく日本全国において避けて通れない大きな壁です。
しかし、社長が現場から抜け出せない理由は、それだけではないかもしれません。
「仕事のやり方が、何十年も変わっていないこと」
ここに、大きなヒントが隠れています。
かつて、大量のオーダーが入り、人がたくさんいた時代の「やり方」を、今の少人数の体制でもそのまま続けていないでしょうか?
手書きで回す加工指図書
属人化した「あの人しか分からない」業務
紙やFAX中心の連絡手段
人が減り、扱うロットも小さくなり、社員ひとり一人が一つの仕事だけでなく様々な仕事をこなすことが求められる今の時代に、昔のままの「重たい装備」で戦おうとしている。
これでは、ただでさえ足りない時間が、さらに圧迫されてしまいます。
「教える時間がないから、自分でやった方が早い」
このループに陥ってしまうのは、「今の時代に合った、もっと楽なやり方(選択肢)」を知らないだけなのかもしれません。
頭の中だけで悩まず、まずは「書き出して」みませんか?
では、どうすればこの「多忙なプレイヤー社長」から、本来の「経営者」に戻れるのでしょうか?
いきなり「IT化だ!」「採用だ!」と動く必要はありません。
最初の一歩は、とてもシンプルです。
それは「頭の中にあるモヤモヤを、紙に書き出してみる」こと。
何それ?ですよね。笑
今、自分が抱えている仕事は何か?
その中で、本当に「社長しかできない仕事」はどれか?
「誰でもできる仕事」にするために、何が邪魔をしているのか?
頭の中だけで考えていても、思考は堂々巡りするばかりで、不安だけが募ってしまいます。
だからこそ、まずはすべてを「見える化」して、客観的に整理することが大切です。
とはいえ、自分ひとりで自分の頭の中を整理するのは、意外と難しいものです。
忙しさの渦中にいると、何が重要で、何から手を付ければいいのか、優先順位が見えなくなってしまうからです。
だからこそ、私のような「第三者」を使ってください。
私は繊維の現場を知っています。
社長が抱える「もどかしさ」も、「教える時間がない」という苦しさも理解しています。
あなたの隣で、絡まった糸を一本ずつ解くように、「思考の整理」をお手伝いします。
「こんなこと、相談してもいいのかな?」と構える必要はありません。
ただ、頭の中にあるものを吐き出しに来てください。
書き出して、整理して、優先順位をつける。
それだけで、「あ、これなら人に任せられるかも」「ここはITツールで楽になるかも」という光が必ず見えてきます。
社長が「経営者」の時間を取り戻すことは、会社のため、そして従業員の皆さんの幸せのためでもあります。
まずは、その第一歩をお話ししてみませんか?
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