営業時間: 9:00~17:00  定休日: 土日祝日 

繊維の仕事で『困った』をデジタルで解決します
  1. ブログ
  2. 無料のツールを使い、スマホ1台で事務所と現場の往復をゼロに
 

無料のツールを使い、スマホ1台で事務所と現場の往復をゼロに

2026/03/26

事務所と現場を何度も往復し、時間を浪費していませんか?

かつて導入した高価なシステムが、今の変化を阻んでいるのかもしれません。
今、繊維業界で必要なことは自ら工夫して使い方をカスタマイズしていくことではないでしょうか?

多くの企業様へ訪問してきた経験から”あるツール”をご紹介します。


1日の中で、事務所と現場を「何往復」していますか?



「ちょっと加工の進み具合を見てくるわ」

「新しい注文が入ったから、伝えに行かないと」


現場の様子を気にかけ、随時チェックや確認をすることは販売先対応としても重要なことです。

でも、その往復のたびにあなたの「大切な時間」が削られています。

もしかすると

事務所を空けている間に電話が鳴り、大切なお客さんを待たせているかもしれない。

それは機会損失になるかもしれません。


何より、場所を移動したり、階段を上り下りするたびに思考が途切れてしまうのが、本当にもったいないんです。



「あの頃」のシステムが、今の足を引っ張っている?

なぜ、今でも多くの繊維の現場で「紙」や「ホワイトボード」が主役なのか?

そして、わざわざ足を運ぶ必要があるのか?

そこには、この業界が歩んできた「歴史」があると考えています。


繊維や紙の業界が、日本の稼ぎ頭だった時代。

現場には人が溢れ、活気がありました。

その勢いがある時に、多くの会社が「数千万円もする立派な基幹システム」を導入しました。


当時はそれで良かったんです。

お金もあったし、人もたくさんいた。

「もっと稼ぐためのシステム導入」だったのですから。

でも今は違います。


「今は投資なんて無理」という本音

ところが、時代は変わりました。

市場は縮小し、売上も利益も、かつての勢いとは違います。

そうなった時、真っ先に削られるのは

「設備投資」の予算ではないでしょうか?

「今の会社の体力で、また何百万、何千万もかけてシステムを入れ替えるなんて、到底無理……」そう思うのは、当然の感覚です。


これからの売上拡大や市場拡大の道筋がはっきりと見えているならば「設備投資」も決断できるかもしれません。

しかし、今は先行きが本当に不透明な時代です。



「正解」が1日で変わる、予測不能な時代(VUCA)

最近、ビジネスの世界では「VUCA(ブーカ)」という言葉がよく使われます。


  • Volatility(変動性):価格や需要が激しく動く
  • Uncertainty(不確実性):先が全く読めない
  • Complexity(複雑性):原因が絡み合って解決策が見えにくい
  • Ambiguity(曖昧性):これという正解がない

簡単に言えば、「明日になれば状況が変わっているのは当たり前」という、非常にタフな時代のビジネス用語です。


かつての成長期は、一度システムを作れば10年、20年と同じやり方で「正解」を出し続けられました。
でも今は違います。


戦争や、原材料の高騰、急な注文のキャンセル、人手不足……。

昨日までの段取りが、今日には通用しなくなるかもしれません。


そんな「予測不能な今」に、数千万円かけて作った「ガチガチに固まった古いシステム」で立ち向かうのは、重い鎧(よろい)を着て荒波の中を泳ぐようなもの。


だからこそ、「自分たちの手で、その日の状況に合わせて作り替えられる」

そんな軽やかで柔軟な武器が必要ではないでしょうか?


メーカーのサポートが切れた古い基幹システムを、だましだまし使い続ける。

足りない部分は、人の「足」と「手書き」で補う。

「これが、うちのやり方なんだ」


そう従業員の方々や自分に言い聞かせて・・・

不便を「当たり前」として受け入れてはいませんか?


「丸投げ」しないからこそ、会社は強くなる

でも、だからこそお伝えしたいんです。

今はもう、いきなり何千万もかける時代ではありません。

スモールステップで自社に合うシステムを改善しながら作り上げることこそ、今必要な動きではないでしょうか?

むしろ、何も考えずにお金をかけてシステム会社に「丸投げ」して作ってもらうことは、少し危ういとすら私は思っています。

なぜなら、丸投げした瞬間に、

「どうすればもっと現場が楽になるだろう?」

と自ら知恵を絞る機会が、奪われてしまうからです。


これからの時代を生き抜く武器は、

立派なシステムそのものではありません。

「自社の不便を、自分たちの工夫で解決する力」

そのものなんです。


なぜ、今「AppSheet(アップシート)」なのか?

そこで、私が「新たな選択肢」として提案したいのが、Googleの「AppSheet」です。

これは「ノーコード」と呼ばれるツールです。

その名の通り、難しいプログラミングの呪文(コード)を覚える必要はありません。
普段あなたが使い慣れている「スプレッドシート」(Excelなどの表計算ソフト)を、そのままスマホアプリに変えてくれるツールなんです。


「そんなに簡単にアプリなんて作れるの?」
と思われるかもしれません。
実際、私はコードが全く書けませんし、エンジニアではありませんが、今では様々なアプリを作成しています。


※実際に作成した生地の在庫管理アプリ(サンプル)です
1,管理画面

2,受注の入力画面

3,入力情報の詳細確認画面

4,タブレット画面のサンプル
5,スマートフォン画面のサンプル


AppSheetがこの業界にフィットする理由は3つあります。

  1. 「現場の感」をそのまま形にできる
    外注のシステム会社は現場を知りません。
    でもAppSheetなら、現場を誰より知っている「あなた」が、使いやすい位置にボタンを配置し、必要な入力項目だけを絞り込むことができます。

  2. 圧倒的なスピードと低コスト
    従来なら数ヶ月かかる開発が、数日で形になります。
    運用が落ち着くまでは「無料」の範囲で試せるのも、慎重に進めたい経営者の方におすすめしている理由です。

  3. 情報の「血流」がリアルタイムに変わる
    事務所のPCで受注を入力すれば、その瞬間に現場のスマホに情報が届く。
    現場で
    「完了」ボタンを押せば、事務所の画面もパッと更新される。
    これだけで、あの無駄な往復や「言った言わない」というストレスから解放されます。

ノーコードとはいえ、自分で一から作るには残念ながら学習時間は必要です。
しかし、この「自分たちで工夫して作り替えていく」という思考の癖こそが、これからの皆さんを支える本当の力になると信じています 。


「工夫」の先にある、経営者の心の余白

市場が落ち着いてきた今だからこそ、先行きが見えない今だからこそ、過去の重いシステムに縛られることから、一旦見直してみませんか?

浮いた時間で、次の一手を考えたり、大切な人とゆっくり過ごしたり。

そんな「心の余白」を、一人でも多くの経営者の方に手に入れてほしい。

新しい設備投資は難しくても、今の知恵とデジタルツールを工夫して使えば、現場はもっと楽しく、楽になります。

実は私自身も、日々現場の皆さんからお話を伺いながら、「どうすればこの現場の課題を解決できるだろうか?」と、AppSheetを使って様々なアプリを開発しています。


「うちの現場なら、どう使おうか?」

そんなワクワクを、私と一緒に形にしてみませんか?

これまで開発してきたアプリの事例もこちらで公開しています。

その他の、現場を楽にするアプリ事例集はこちら

「何から始めたらいいかわからない」という方のために、無料相談も実施しています。
まずは、あなたの現場の「もったいない往復」のお話を聞かせてください。
そこから、御社だけの「ちょうどいい形」を一緒に描き出しましょう!


関連エントリー