
「探す」という行為に、あなたは一日どれぐらいの時間を使っていますか?
もし30分使っているなら、年間125時間超えの損失かもしれません。
机のメモから卒業し、Googleツール3つで「検索できる会社」に変わるをヒントお伝えします。
机の上がメモだらけで・・・
以前、勤めていた繊維の会社の頃の話です。
先輩が外出中に、その方が担当している取引先から会社に電話が入りました。
私がたまたまそばにいたので、対応することになりました。
先輩に電話すると、すぐに出てくれました。
「よかった。」
でも次の言葉に、思わず固まりました。
「あ、それ机のメモに書いてあるから見といて」
机を見ると——。
紙、紙、紙。メモ、メモ、メモ。
どれが「そのメモ」なのか、全くわかりません。
結局、どのメモかわからず、取引先には「後ほど折り返します」と伝えるしかありませんでした。
個人営業だった私はその先輩の「お手伝い」だったのですが、
これが同じチームやプロジェクトのメンバーだったら、と思うとゾッとしました。
実は私も、メモ魔だった
正直に言います。
昔の私の机も、この先輩同様にカオスでした。
だから、その気持ち、すごくわかるんです。
急いでメモした商品の単価や情報。
手書きって、早いし、なんか安心する。
その場しのぎとしては、最強なんですよね。
でも、問題は「その後」です。
外出して帰ってきたら、、、
探す。探す。また探す。
この「探す」という行為に、これまでどれだけの時間を溶かしてきたか・・・

一日30分の「探す」が、1年で何時間になるか
少し計算してみました。
仮に、1日約30分程度、「探す」という行為に時間を使っていたとします。
30分 × 1年間(250日) = 年間125時間。
※115日休日換算
これ、だいたい1ヶ月分の労働時間です。
「探す」ために、まるまる1ヶ月近く使用しています。
ちなみに、さらに時間がかかっているという方は…
250時間「探す」となったら1ヶ月半の間、「探す」ことだけに時間を使っている計算になります。
もちろん「探す」だけじゃありません。
メモが見つかってから仕事が始まります。
これが積み重なると、とんでもない損失になっている可能性があります。
探す時間をわざわざ測る方は少ないと思います。
しかし、このように計算してみると、
探す時間ってもったいないな、と思うんです。私が変えたこと。「メモは書く、でも手元に置かない」
誤解してほしくないのですが、今もメモはします。
サッと書く時は紙が多いです。なんだかんだやっぱり紙は便利です。
とにかく、「集まる仕組み」を作り、「手元に残したまま放置しない」という状況を作りました。
意識したのはこれだけ。
そのために活用しているのが、3つのGoogleツールです。
無料の3つのGoogleツールで、「探す時間」をほぼゼロに
① Google Drive =「PC作業中に届くもの、全部ここ」
メールの添付ファイル、資料、議事録。
PC操作中に出てくるものは、迷わず全部Driveへ。
ファイル名でもキーワードでも、タイトルはもちろんですが中身まで検索できます。


② Google Keep =「外出先でサッとメモ、ここに一時保存」
移動中にふと思いついたことがあればスマホからGoogleKeepでメモ。
もしくは訪問先で手書きしたメモはスマホで写真を撮ってKeepに放り込み、キーワードやタイトルをつける。
必要な時はGoogle Keepで検索すればすぐに見つかります。


③ Google カレンダー =「予定+資料+記録、全部ひとまとめ」
訪問の予定を入れるだけでなく、
事前に作った資料のリンク、訪問後のメモ、展示会の入館QRコード、場所の地図まで。
全部カレンダーの「説明欄」に入れておく。
「あの時の訪問、どんな話だったっけ?」も、日付や相手の会社名や名前で検索すれば一発です。


この3つが「検索でつながる」状態になると、劇的に変わりました。
「あのキーワードで検索すれば出てくる」
という状態にしておけば、場所を覚えておく必要がない。
紙のメモは「場所を知らないと探せない」
デジタルは「キーワードさえ覚えていれば届く」。
この違いは、思っている以上に大きいです。
今の私は、以前のように
「あのメモどこだっけ」と焦ることが、ほとんどなくなりました。
検索に時間もかからず、「探す」時間は圧倒的に減りました。
早くて30秒、遅くて5分もあれば探している情報は見つけられます。
「検索できる状態」は、会社の共有資産
最初に話したエピソードに戻ります。
あの机の上のメモが怖いのは、「その人にしかわからない」からです。
そうなった瞬間、あの紙の山は、ただのゴミになります。
これまでの経験で、それを強く感じています。
つまりその「個人の机」次第では、組織が動けなくリスクも孕んでいます。
でも、共有できている、または検索できる状態にある情報は、誰でも、いつでも、アクセスできる。
これが「会社の共有資産」と「個人のメモ」の、決定的な違いだと私は思っています。
まず、今日から1つだけ
「うちもそうかもしれない」と思った方へ。
難しいことは何もありません。
最初の一歩は、たった一つです。
それだけでまずは大丈夫です。
今すぐ完璧に整理しなくていい。
全部デジタルにしなくていいんです。
「探す時間を減らしていく」
この意識を持つだけで、少しずつ、確実に変わっていくと思っています。
「自社でどこから始めればいいかわからない」
そんな方は、お気軽にご相談ください。
一人ではなかなか頭の中を整理するのも大変です。
しかし、私が壁打ち相手として、一緒に考え、整理させていただくことで対策が見つかることもあります。