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11月も、もう後半。 会社のカレンダーの残り枚数を見て、ふとため息が出ること、ありませんか?
年末に向けた出荷ラッシュ、終わらせなければならない事務処理、そこへプライベートの用事も重なってくる……。
「師走」という言葉の通り、ここからの1ヶ月は、景色が倍速で過ぎ去っていくような感覚に襲われますよね。
そんなバタバタの中で、ふと、こんな心の声が聞こえてくることはないでしょうか?
忙しさに追われて、「来年のことは、休みに入ってからゆっくり考えよう」と、その不安に蓋をしてしまいがちです。
実は、この「焦り」こそが、来年を劇的に変えるための重要なヒントなんです。
今日は、忙しい戦場の真ん中にいる私たちだからこそできる、「自分という迷子の地図」を作る作戦会議をしましょう。
■「後ろ」を見ないランナーは、迷子になる
私たちは普段、常に「前」を見て走っています。
「納期はいつだ?」「次の予定は?」 特にこの時期は、「後ろを振り返っている暇なんてない!」というのが本音でしょう。
ですが、思い出してみてください。
初めて行く場所で道に迷った時、私たちはどうするでしょうか? やみくもに走り続けたりはしませんよね?
まずは立ち止まって、地図を見て、「自分がどこから来たのか」を確認するはずです。
仕事や人生も同じです。
「なんだかモヤモヤする」「焦りだけがある」 そう感じるのは、あなたがダメだからではありません。
自分が今どこにいて、どこから歩いてきたのかが見えていないから、不安なだけなのです。

■ 10分でいい。カレンダーを開いてみよう
そこで、皆さんに今週やってみてほしいことがあります。
スマホのカレンダーでも、手帳でも構いません。
今年の1月(あるいは去年の12月)まで遡って、パラパラと見返してみてください。
どんなことでも構いません。
記憶に残っていることを、簡単な言葉で書き出してみるのです。
「事細かに」書く必要はありません。
月に1行、ひとつのテーマだけでも十分です。
■「見える化」すると、敵の正体がわかる
こうして書き出して並べてみると、不思議なことが起こります。
バラバラだった記憶が繋がり、「今年一年の自分の地図」が浮かび上がってくるのです。
「私、意外と頑張って乗り越えてきたじゃん」と自信になることもあれば、 「ずっと同じことで悩んでるな」と気づくこともあるでしょう。
あるいは、「あの時の失敗をまだ引きずっているから、今こんなに焦っているんだ」と、不安の「原因」が見つかるかもしれません。
私たちは、見えない敵(正体不明の不安)がいちばん怖いのです。
でも、紙に書き出して「見える化」してしまえば、それはもう「対処できる課題」に変わります。
■ 来年を「選ぶ」ために
過去を振り返るのは、後悔するためではありません。
「じゃあ、来年はどうする?」と、未来のルートを正しく選ぶためです。
焦りや不安の原因がわかれば、 「来年はここを変えよう」 「この荷物はもう下ろそう」 と、具体的な対策が見えてきます。
■ 一人で振り返るのが「しんどい」あなたへ
とはいえ、「忙しいのに手帳を見返すなんて面倒だ」「一人で振り返ると、つい反省ばかりしてしまう」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、ぜひ私の無料相談を壁打ち相手に使ってください。
自分のことは、自分がいちばん見えていないものです。
第三者である私に話すことで、「それは失敗じゃなくて、次に進むための貴重なデータですよ」 といった、自分の中にはない新しい視点が見つかることがよくあります。
ただ話すだけで、頭の中のモヤモヤが整理され、「なんだ、私はちゃんと進んでいたんだ」と気づけるはずです。
忙しい今だからこそ、あえて少しだけ立ち止まる。
そして、ここまで歩いてきた自分自身の道のりを、しっかりと認めてあげてください。
その「振り返り」ができた時、私たちは初めて、来年という未来に向けて、迷いなく走り出すことができるのです。
さあ、まずは手帳を開くか、もしくは私に連絡することから始めてみませんか?
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