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「前を向くために、あえて振り返る。」年末の焦りを希望に変える、たった一つのアクション

2025/11/27

11月も、もう後半。 会社のカレンダーの残り枚数を見て、ふとため息が出ること、ありませんか?

年末に向けた出荷ラッシュ、終わらせなければならない事務処理、そこへプライベートの用事も重なってくる……。

「師走」という言葉の通り、ここからの1ヶ月は、景色が倍速で過ぎ去っていくような感覚に襲われますよね。


そんなバタバタの中で、ふと、こんな心の声が聞こえてくることはないでしょうか?

 

  • 「あれ? 私、今年一年、何か前に進めたっけ?」
  • 「目の前の仕事をこなすだけで、結局何も変わっていないんじゃないか?」

 

忙しさに追われて、「来年のことは、休みに入ってからゆっくり考えよう」と、その不安に蓋をしてしまいがちです。

でも、皆さん。 そこで思考を止めたら勿体ないです!


 

実は、この「焦り」こそが、来年を劇的に変えるための重要なヒントなんです。


 

今日は、忙しい戦場の真ん中にいる私たちだからこそできる、「自分という迷子の地図」を作る作戦会議をしましょう。


■「後ろ」を見ないランナーは、迷子になる

私たちは普段、常に「前」を見て走っています。
「納期はいつだ?」「次の予定は?」 特にこの時期は、「後ろを振り返っている暇なんてない!」というのが本音でしょう。

ですが、思い出してみてください。

初めて行く場所で道に迷った時、私たちはどうするでしょうか? やみくもに走り続けたりはしませんよね?
まずは立ち止まって、地図を見て、「自分がどこから来たのか」を確認するはずです。


仕事や人生も同じです。
「なんだかモヤモヤする」「焦りだけがある」 そう感じるのは、
あなたがダメだからではありません。
自分が今どこにいて、どこから歩いてきたのかが見えていないから、不安なだけなのです。


■ 10分でいい。カレンダーを開いてみよう

そこで、皆さんに今週やってみてほしいことがあります。
スマホのカレンダーでも、手帳でも構いません。

今年の1月(あるいは去年の12月)まで遡って、パラパラと見返してみてください。

 

  • 仕事のこと: あんなトラブルがあったな、あの案件は大変だったな。
  • 同僚のこと: あの時、あいつが頑張ってくれたな。この月に人が辞めて大変だったな。
  • 家族や自分のこと: 子供の行事があったな。体調を崩した時期があったな。

 

どんなことでも構いません。

記憶に残っていることを、簡単な言葉で書き出してみるのです。 

「事細かに」書く必要はありません。

月に1行、ひとつのテーマだけでも十分です。


■「見える化」すると、敵の正体がわかる

こうして書き出して並べてみると、不思議なことが起こります。

バラバラだった記憶が繋がり、「今年一年の自分の地図」が浮かび上がってくるのです。

「私、意外と頑張って乗り越えてきたじゃん」と自信になることもあれば、 「ずっと同じことで悩んでるな」と気づくこともあるでしょう。

あるいは、「あの時の失敗をまだ引きずっているから、今こんなに焦っているんだ」と、不安の「原因」が見つかるかもしれません。


私たちは、見えない敵(正体不明の不安)がいちばん怖いのです。
でも、紙に書き出して
「見える化」してしまえば、それはもう「対処できる課題」に変わります。


■ 来年を「選ぶ」ために

過去を振り返るのは、後悔するためではありません。
「じゃあ、来年はどうする?」と、未来のルートを正しく選ぶためです。

焦りや不安の原因がわかれば、 「来年はここを変えよう」 「この荷物はもう下ろそう」 と、具体的な対策が見えてきます


■ 一人で振り返るのが「しんどい」あなたへ

とはいえ、「忙しいのに手帳を見返すなんて面倒だ」「一人で振り返ると、つい反省ばかりしてしまう」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、ぜひ私の無料相談を壁打ち相手に使ってください。


自分のことは、自分がいちばん見えていないものです。
第三者である私に話すことで、「それは失敗じゃなくて、次に進むための貴重なデータですよ」 といった、自分の中にはない新しい視点が見つかることがよくあります。


ただ話すだけで、頭の中のモヤモヤが整理され、「なんだ、私はちゃんと進んでいたんだ」と気づけるはずです。


忙しい今だからこそ、あえて少しだけ立ち止まる。
そして、ここまで歩いてきた自分自身の道のりを、しっかりと認めてあげてください。


その「振り返り」ができた時、私たちは初めて、来年という未来に向けて、迷いなく走り出すことができるのです。


さあ、まずは手帳を開くか、もしくは私に連絡することから始めてみませんか?


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